ゲイひとり大地を行く

50歳ゲイのひとりごと。19年間の社会不安障害との闘いを乗り越え、現在はより良い人生を求め日々模索中。

アメリカ旅行記④:グランドキャニオン1,200kmの旅・前編

ラスベガス2日目はグランドキャニオンツアーに参加しました。

トラベルコというサイトで紹介されている多数のグランドキャニオンツアーの中から吟味し、「ルート66を走る5大絶景フォトジェニックスポットツアー」というツアーに日本出発前に申し込んでおきました。

滞在先のホテルから徒歩で約20分のベラッジオホテルのツアーバス発着所に午前2時集合です。前日の夜に集合場所まで行ってみて確認をしたので場所はOKだったのですが、午前2時に歩いて行くのがちょっと不安でした。なぜならそこはアメリカですからね。日本と勝手が違います。シアトル在住時に夜の街で怖い目に2度遭遇した経験があるので(僕の前を歩いていた人が藪の中に隠れていた男にいきなり襲撃されたなど.....)余計な事まで考えてしまって不安でした。

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↑↑ こちらがベラッジオホテル
深夜の2時に歩いて行くのは不安だと心配してましたが、はっきり言ってただの取り越し苦労でした!深夜2時でも街はギラギラに輝いて明るいし、人もまだまだ歩いていました。それに何よりカジノが立ち並んでいて大勢の人がまだまだ楽しんでいて、何か危険を感じたらすぐカジノに逃げ込める状態なので全然怖くはありませんでした。でも、そうだからと言って安心しすぎては駄目ですけどね。

ベラッジオホテルの集合場所で待っているとお迎えのバンがやって来ました。僕達を含め4組8人の日本人観光客を乗せて出発です。ドライバー兼ガイドは30代後半の日本人男性。ラスベガスの輝く夜景を後にしながら、最初のトイレ休憩場所まで約2時間半走り続けます。最初はラスベガスの街や歴史についての説明があり、その後は「トイレ休憩までお休みください」となり静かなドライブが続きました。真っ暗なフリーウェイを車の走行音だけが響き渡る中、「あ~、自分は本当にアメリカにいるんだなぁ~」などと感慨深くなりひとりの世界に完全に浸っていましたが、そのうち寝てしまいました。

車はラスベガスのあるネバダ州を抜けユタ州へ。トイレ休憩はユタ州のハリケーンという街のコンビニとマクドナルドとガソリンスタンドが合体した、雰囲気がまさにザ・アメリカという場所に立ち寄りました。コンビニで簡単な朝食を購入したりして、そこから更に1時間30分走ります。コンビニで買ったエッグサンドとマフィンがめっちゃおいしかったです。

そしてラスベガスから走ること約4時間。最初の目的地に到着です。
パウエル湖展望台

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気温はマイナス5度。めちゃくちゃ寒かったです。朝早かったせいか僕達ツアー客の他に4,5人いるだけでとても静かでした。

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おひさまが出てきました~。寒かったけれど清々しかったです。

気温がかなり低かったのでこれから先もこのままの気温なのかと少々ビビりました。

そしてレイクパウエルから車で約30分。ネバダ州→ユタ州と来て、アリゾナ州に入ります。ペイジという街を過ぎて、第二の目的に到着です。
ホースシューベンド

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ここを上っていくと目的地です。写真だとわかりませんが、右も左も後ろも何にもない広大が土地が広がっています。パウエル湖はかなり寒かったけれど、ここに来たら全然寒くありませんでした。

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駐車場からなだらかな丘を登ると、ついにホースシューベンドが見えました~。岩の形が馬の蹄鉄に似ていることからそう呼ばれているそうです。ありのままの自然の姿を残すために柵などは一切ありません。とにかく迫力満点でその凄さはとてもとても言葉では伝えきれません。

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ギリギリの所に座ってみました。怖くて股間がす~っとしました。甥っ子はそういうのを"チンス~"と言ってましたがまさにその通り。ちんこがス~っとしました(笑) 甥っ子は度胸があってすごく迫力満点の写真を撮ることが出来ました。

ここへ到着したのは午前7時30分頃でしたが、人気スポットなので観光客が大勢いました。お土産屋さんがあるわけでもなく駐車場にボットン便所があるだけなのですが、とにかくこのホースシューベンドは迫力満点!!!訪れる価値のあるおすすめのスポットです。

こちらのホースシューベンドで約50分程過ごし次の目的地へ向かいます。

ツアーはまだまだ続きます。

今日はここまで、次回につづく

では、また~