GAYひとり大地を行く

40代ゲイのひとりごと。19年間の社会不安障害との闘いを乗り越え、現在はより良い人生を求め日々模索中。

思い出のノースウエスト航空

コロナが完全終息した暁には、またビジネスクラス無料でハワイに行きます!

今、外出自粛要請で人出が少ないですからね。だからうちの家業も暇でございます。外国からのお客様なんてひとりもいやしない........だからと言って自分がどこかへ出かけるということも出来ないし。はぁ~、憂鬱です。

 

憂鬱な気分とは言え、ブログを書くのであれば気持ちが沈んでしまうようなことは書きたくないなぁと思っていた一昨日、デルタ航空、成田空港からラストフライト。旧ノースウエスト航空からの一時代が終わる」という記事を読みました。久々にノースウエスト航空という名前を目にして懐かしい思い出が蘇ってきたので、そのことに関して今日は書いてみたいと思います。

まず記事の内容を要約すると、2008年に旧ノースウエスト航空デルタ航空が合併に合意し、2010年1月に旧ノースウエスト航空が最後のフライトを行い、その後はデルタ航空としてこれまで運航してきたわけですが、2020年3月28日にデルタ航空は成田発着便を全て終了し、3月29日からは全便が羽田空港発着に移行するということで、旧ノースウエスト航空時代から42年間の成田での歴史を終えたそうです。新型コロナウィルスの影響でフライトが次々とキャンセルされ、成田での歴史を終える最終日はシアトル便とアトランタ便のたった2便だけだったそうです。何とも寂しい........

記事では、日本においてはデルタ航空よりも合併前の旧ノースウエスト航空の印象が大きいだろうとも書かれていますが、確かにそうだと思います。僕はノースウエスト航空が凄く大好きだったんです。サービス面などで世界的な評価はそれ程良くなかったけれどホントに大好きでした。

僕がアメリカ留学に飛び立ったのは1993年5月28日。

生まれて初めての海外。生まれて初めての成田空港。生まれて初めての飛行機。
その時に乗ったのがノースウェスト航空成田発シアトル行きでした。

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                                Wikipediaより

今は機内のどこにトイレがあるのか承知しているけれど、なにせ初めての飛行機で何にも知らないから、かなり太めで年配のアメリカ人客室乗務員さんに、拙い英語で"Where is the restroom?" と聞いたら、"In the back"  と返ってきたのを鮮明に覚えています。その時の乗務員さんの顔もその時1回だけ見ただけなのに今でも鮮明に覚えています。よくよく考えてみると、"Where is the restroom?”という英語が僕にとってアメリカ留学の際に使った正真正銘第1号の英語なんですよね。今となっては、機内でトイレどこですか?と聞くなんてホント何にも知らないモグリみたいでちょっと恥ずかしい.........
でも、社会不安障害で苦しんでいた僕が握りこぶしの中にわずかに残っていた勇気を振り絞って、渡米と言う一世一代の大勝負に出たその出発日のことがよく思い出される出来事で思い出すと胸がジーンとしてきます。

その初めてのフライトからとずっとノースウエスト航空

ハワイへ越してからもノースウエスト航空ONLY

日本に完全帰国してからも、ハワイに行くときは絶対にノースウエスト航空 

ハワイ在住中に知り合った米国人ゲイの方はノースウェスト航空の客室乗務員。仕事が本当に楽しいといつも言ってましたし、男の乗務員は殆どゲイだから働きやすいよ~と聞かされていたので、いつしか僕も客室乗務員を目指すようになり、それになれないとしてもとにかくノースウエスト航空に就職するんだという目標を決めて色々と準備を進めていた時期もありました。結局は航空関係には進まなかったけれど(人生最大の後悔の一つ)その後ノースウエスト航空が合併によりなくなると知ったときは非常にショックでした。

両親の知人がノースウエスト航空職員で、初めてのフライトからマイレージ会員になるように勧められ、最初からずっとマイレージを貯めていたおかげで、そんな身分では決してないのに何度かビジネスクラスのチケットをゲットすることが出来ました。初めてビジネスクラスに乗った時、成田のチェックインカウンターでビジネスクラスのラインに入ろうとした瞬間、スタッフに「お客様はこちらです!」とまるで問答無用の様にエコノミーの方へ行くよう促されたことがありました。チケットを見せたら慌てた様子で平謝り。それからビジネスクラス専用のラウンジに行ってからもそこのスタッフに「お客様ー!」と大声で追いかけられ、その方も僕のチケットを見て平謝り。よっぽど金のない男というか、ビジネスクラスに相応しくない男に見えたのでしょうね......(笑)それも今ではいい思い出です。

僕にとって最後のノースウェスト航空利用時の写真がありますので添付しておきます。
ホノルルまでビジネスクラス往復無料券で行った時のやつです。


その時も記憶に残るちょっとした出来事が。この時は通路を挟んだ僕の同列の日本人母娘がかなりのクレーマーで、空調設備の穴から水が垂れてきて洋服が濡れたとか何とか言いだして、日本人の客室乗務員に文句タラタラ。「水が垂れてくるなんてこの飛行機は危険だ」とか「手土産持って社長がホテルの部屋まで謝罪に来い」とか怒り狂ってる。そのうち「おにぎり握ってきて」「おにぎりないなら味噌汁持ってきて」などと言う始末。その後、一番偉いと思われる客室乗務員(外国人)も出てきて、何度も同じ話の繰り返し。離陸してから約2時間、その母娘のクレームを聞かされました。終いには客室乗務員が「そんなにこの飛行機が危険とおっしゃるなら、ここから成田へ引き返すよう機長に頼んでみますが......」と言った時、もう僕はその母娘にブチ切れそうになりましたよ。2時間も飛行してこんな馬鹿母娘のくだらないクレームのために引き返すなんて冗談じゃない。何とか気持ちを抑え込んで、そのまま飛行は無事に続きましたが........なんとその母娘、航空会社側が折れて飛行運賃無料で和解してました。なんだか凄いものを見た!という感じでした。

まぁ、そんな感じでノースウエスト航空には色々な思い出が残っているわけです。今ではデルタ航空に引き継がれているわけですが、成田空港へ行くたびにノースウェスト航空の雄姿が思い出されてちょっぴり寂しい気分にもなります。いい時代でしたね、あの頃は..........

 

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             ホノルルの空港で撮影

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その時の機内食です。

現在コロナウィルスで航空業界は非常に厳しい状況だと思います。
1日でも早くこの憎きコロナウィルスが終息し、再び世界中で飛行機が正常に運航されることを願います。我々日本人もまた国内外を自由に旅をしたいし、沢山の外国の方にも日本に来てほしいです。うちとしても早く外国からのお客様にお会いしたいです。

今日はこんなところです。


では、また~