ゲイひとり大地を行く

50歳ゲイのひとりごと。19年間の社会不安障害との闘いを乗り越え、現在はより良い人生を求め日々模索中。

ようやく「きのう何食べた?正月SP」を見た

録画しておいた「きのう何食べた?正月SP」をやっと見ました。

シロさんとケンジのやり取りがドラマドラマしていないところ、まるで本当に存在するカップルの生活を覗いているかようなナチュラル感。老後問題というシビアなテーマにも触れてはいるけれど、それをひっくるめても全体的に温もりを感じる作品で癒されました。

好きな人のために料理を作り、それを美味しいと言って食べてもらえる。いいですねぇ~。心が温まる。そもそも料理というものは相手が誰であれ、美味しいといって食べてもらえるのが一番嬉しいですよね。僕もアメリカ時代は友人やポットラックパーティーのために料理をして喜んで頂いた経験が何度もあるし、交際していた男性にも手料理を美味しいと言って食べてもらえた経験もあって(ただこいつとの最後がなぁ、思い出したらムカついてきた.....怒&笑)、今も色々な人に料理をする機会はあるのだけれど、またいつの日か僕だけの"特別な人"に料理を作ってあげられる日が来ることを強く念じながらドラマを視聴しました......(笑) 

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 相変わらずこのお二人は魅力的で適役ですよね。安心して見ていられます。僕自身、シロさんとケンジのどちらに近いのかなと考えると、シロさんかな? もちろん、顔じゃないですよ........(大笑)  性格的にね。顔が似てるなんて言ったら袋叩きにあい総スカンされるわっ。

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この方かなりムキムキなんですね。イメージ的に細い人だと思っていたので驚きました。僕は筋肉質の方に対しては嫌いではありませんが、あまりにも鍛えすぎている体だとちょっと引いてしまいます。何事もほどほどに、普通の体型がいいですかね。

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ジルベール君、今回はキャラクター的に結構いい味出してましたよね。この俳優さんの名前がわからないので調べてみて色々な写真を見比べてみましたが、この役の時が一番いいと思いました。磯村勇斗と言う俳優さんなんですね。実年齢27歳。ただただその年齢が羨ましい限り......

今回のドラマの中で共感する部分がいくつかあったのですが、その中でも思わず「わかる~」と声を出してしまったのは、シロさんのお母様が昔、シロさんが女性を好きになるよう願いを込めて怪しい壺や水にはまりお金を散財してしまったというシーン。

僕も似たような経験があるということではないのですが、危うくそうなりかけたことがありました。

僕の父が癌でいよいよ余命宣告された時、かなり動揺してしまって...........何が何でも父の癌を治さなくてはと一心不乱になって調べものをしている時に、クラゲだかキノコだか海藻だか忘れてしまったけれど、何かの抽出液から出来ていて癌細胞を撃退するという怪しい商品の広告を目にして..........1回の購入代金が7~8万ぐらいだったかな。よく考えればそんなもの効くわけもないのに、「ステージ4の私が完治しました」などという体験談を信じちゃって。しかも家族の誰にも相談することもなく、とにかくそれを1回買ってみようとなった時、「あと1週間だけ考えてみよう」と立ち止まったんです。その後、何かの拍子でハッと気づいて怪しい商品に手を出そうとしていた自分が何やってんだろう?と情けなくなって、結局は訳のわからない薬とされるものに手を出さないで済みました。

ドラマの中でシロさんのお母様が壺などにはまるのも、僕が怪しい薬を買おうとすることも、愛情があるからこそなのだろうけれど、受ける衝撃があまりにも大きすぎると冷静な判断が出来なくなって、藁にもすがる思いで怪しいものに手を出してしまうということもありうるということ。これは誰にでも起こりうることですから、どうぞ皆様もお気をつけくださいませ。

まぁとにかく、「きのう何食べた?正月SP」は本編にも劣らず楽しむことができました。またいつの日かドラマ化されるのを楽しみにしています。

なんだか無理やりconcludeした感があるけれど、今日はこのへんで

では、また~