ゲイひとり大地を行く

50歳ゲイのひとりごと。19年間の社会不安障害との闘いを乗り越え、現在はより良い人生を求め日々模索中。

身も心もミイラにならないうちに........

東京・上野の国立科学博物館で特別開催されている「ミイラ」展を見てきました。

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紀元前3200年頃のミイラから始まって、現代(1800ー1900年頃)までのミイラがずらりと展示され、とても興味深く見学してきました。ミイラが完全な形で残っていることに驚いたのは当然なのですが、当時の織物や装飾品なども綺麗なまま残っていることに感銘を受けました。日本の江戸時代のミイラも展示されていて、日本とミイラというものが僕の中で結びついていなかったのでそれには驚きました。

展示物は全部で132個。その中でもおもしろいなと思ったのは、エジプトで発掘された紀元前1世紀後半頃のものとされる「リネンでつくった男性生殖器」...........笑  

当時、復活や再生の意を込めてミイラにそのリネン製の男性器を取り付けたらしいのですが、形もしっかりと作られていて大きさもそれなりに立派なのです。それを眺めていたら大晦日ガキの使い絶対に笑ってはいけないSPで稲垣吾郎が「大きなイチモツをください」と歌っていたのを思い出して、「大きなイチモツをください」という願いは紀元前1世紀にも存在していて、それは時代を越えていつの時代にも共通した男性の願望なんだなぁと考えたら思わずにやけてしまいました。

こういった特別展などは興味があるジャンルならどんどん行きたいと思うのですが、基本ひとりで行きたいタイプです。もちろん、興味のある分野が僕と共通していれば他の人と見学に行っても全然問題ないと思いますが、かつてある男性とのデートで天皇家ゆかりの施設を僕の希望で見学した後、その男性に「俺、あんまりこういうの好きじゃないんだよね」と言われて、だったら最初に言えよっ!と心の中で激怒し不愉快な思いをさせられたことがあったので、やはり基本ひとりのほうが気兼ねなく見学できていいと思ってしまいます。でもそうは言っても誰か特別な人と行きたい、一緒にどこへでも行ってくれる特別な人が欲しいというのが僕の真の願いです。その特別な人がこの世界に、日本に絶対いるはずなのですが、出会えない難しさ、もどかしさ......まぁ、自分がそういう人を見つけようとしない、行動を起こさないというのが最大の原因なんですけどね。モタモタしてると身も心も"ミイラ"になってしまいそうで.............そうならないうちに何とかしないとですね.......................ふぅ~

今日はこのへんで。

では、また~