ゲイひとり大地を行く

50歳ゲイのひとりごと。19年間の社会不安障害との闘いを乗り越え、現在はより良い人生を求め日々模索中。

197㎝の男

もう10月ですよ.......ふぅ~

まだ先の話だと思っていた増税が実行され、個人的には来月また1つ歳を重ねてしまい.......

こんなに時間って早く過ぎるものでしたか?今年は例年より3倍速ぐらいで過ぎ去っていくような気がしています。

さて、秋と言えばスポーツの秋ともよく言いますが、ラグビーワールドカップ盛り上がってますねぇ~。って僕は全く興味がないので見ていないのですが、バレーボールは大好きなのでバレーのワールドカップはしっかりと見ています。

イケメンも多いですからね。日本だと石川選手でしょうか。今日のイタリア戦はやけに格好良かったなぁ。日本人選手は海外の選手と比べると、肌が綺麗でツルんとしていて髪型が決まっていて..........ただ弱いからね~。負ける度に「お前ら全員坊主にして一から出直して来いっ!」って思ってしまうんだけど、初戦のイタリア戦は立派でした。

そして、バレーの選手と言えばやはり高い身長ですよね。全日本男子の平均身長が190.5cmだそうで、164.1cmの僕がそこに入ったらまさに小人ちゃんです。

日本人では身長が180㎝台の人は普通にいますが、190㎝を超える人って近くにいます?なかなかいませんよね。

ハワイ在住時、身長が197cmのロシア系アメリカ人の方とわずか2週間足らずの超短期交際をしたことがあります。アメリカ人は日本人よりも平均身長がグッと高いけれど、それでも僕の周りには197㎝という超高身長の人はいなかったので、初めてその方に会った時には少々度肝を抜かれた感がありました。僕にとって197cmはほんと想像を遥かに超える高さでしたし、僕とのあまりのギャップに並んで歩くことが恥ずかしいとさえ感じました。

出会って2週間後、その彼から突然自宅近くの公園に呼び出されました。行ってみるとひどく落ち込んでいる様子。半泣きしている感じでした。どうしたのか聞いてみると、僕と性的関係になったこと、"男性同士の関係"を持ったことをひどく後悔しているようでした。そして小さな低い声で、「ゲイは治るんだ。ゲイはいけないことなんだ。一緒に教会に行こう。一緒に教会へ行ってゲイを治そう」と説得をしてきました。

僕は心の中では正直呆れていたのですが、「ゲイは治るとか治らないとか、そういうことではないんだよ」と伝え「ゲイは治らない!」と優しく言い切りました。そして「教会だろうが病院だろうが、ゲイを治せる施設なんてない」とも言い切りました。彼は反論することなどせず、僕の言ったことを受け入れた様子で静かに頷き、その日はそれで終わりました。

そして数日後、今度は電話がありました。「やっぱりゲイはいけないと思う。僕は君をゲイであることから救いたい。ゲイを治せる教会があるんだ。だから一緒に行こう」と公園であった時よりも語気を強めそう言って来たので、「ゲイを治せる教会などない!ゲイであることは決して悪い事ではない!ゲイは病気でも罪でも決してない!僕は一切ゲイをやめることはない!」とこちらも強めに伝えました。

その彼とはそれっきり。

あれからどうしたのかな?
ゲイを治せると言う教会に行ってみたのかな?

その彼の事を今は知る由もありません。

変な教会に騙されて精神的におかしくなっていないことを願うばかり..........

バレーを見ていて、高身長の彼を思い出したので彼のことについて書いてみました。

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自宅から約10分以内のこちらの公園に呼び出され説得されました。この公園を通る度にそのことが思い出されます。

あ~、ハワイに行きたい.......


では、また~