ゲイひとり大地を行く

50歳ゲイのひとりごと。19年間の社会不安障害との闘いを乗り越え、現在はより良い人生を求め日々模索中。

アメリカ旅行記⑤:グランドキャニオン1,200kmの旅・中編

グランドキャニオンツアー中編です。今回参加したグランドキャニオンツアーについて前編・後編のみで書ききろうとしましたが、全然無理!ということに書きながら気づきました.....()  なにせ1,200kmを走行した旅ですのでそうそう簡単にまとめられません。もしかしたら、後編でも書ききれず延長するかもです。と言うことで、今日はツアーの中編です。

ホースシューベンドで迫力ある景色を堪能した後は、再び車で約30~40分移動し次の目的地へ向かいました。

ローワーアンテロープキャニオン

f:id:Masa-Oka:20190307165823p:plain

ここはアリゾナ州にある渓谷で、アッパーとローワー・アンテロープキャニオンの2つの渓谷で構成されています。今回のツアーではローワーの方に訪れました。1931年にナバホ族の少女によって発見され、以来今日までナバホ族の聖地として崇められてきました。

ローワーアンテロープキャニオンには自然保護のためカメラ以外の持ち物は持って行くことが出来ません。貴重品は車の中に置いて行きますが、日本人ドライバー兼ガイドさんがしっかりと車に鍵をかけ見ていてくれるので安心です。最初は安いことを理由に日本人以外の方々と旅をする英語ツアーでもいいかなと思ったのですが、ツアーを選ぶ際にこういう事情があることを知って安心の日本人だけのツアーにしました。大正解でした! 

f:id:Masa-Oka:20190307182423j:plain

この地はナバホ族の聖地であるので、現在もナバホ族によって管理されています。ここから先は自由に散策することはできません。ナバホ族のガイドさん案内の元、ローワーアンテロープキャニオンへと進んでいきます。僕達のグループは日本語がすこ~しだけわかるとても優しいナバホ族の男性ガイドさんが案内してくれました。

現地に到着して見渡すと何もないように見えるのですが、ガイドさんの後を着いていくと.....

f:id:Masa-Oka:20190307171348j:plain
突然大地の割れ目が出現し、階段が設置されています。この階段を降りていよいよ神秘の世界、ローワーアンテロープへと入っていきます。

f:id:Masa-Oka:20190307202601j:plain

想像以上に深い所まで降りていきます。

f:id:Masa-Oka:20190307202759j:plain

浸食された岩が幻想的です。
f:id:Masa-Oka:20190307180949j:plain

後ろにいるのがナバホ族のガイドさんです。

f:id:Masa-Oka:20190307171744j:plain

見上げながら感動のため息ばかり.......

f:id:Masa-Oka:20190307181246j:plain

フォトスポットが沢山あります。

f:id:Masa-Oka:20190307171852j:plain

ここは通称"ブルース"と言われているそうです。映画「ファインディング・ニモ」に出てくるサメのブルースに似ているからだそうです。どこの部分だかわかりますか?僕は甥っ子が小さい時二人で何度も何度もニモを見たので、そう言われた時はとても感動しました。

f:id:Masa-Oka:20190307172425j:plain

ここは女性の長い髪が風になびいているように見える所です。

f:id:Masa-Oka:20190307181522j:plain

太陽の光を手のひらで受け止められるスポットがあり、ガイドさんがひとりひとり写真を撮ってくれます。他の場所でもガイドさんが積極的に写真を撮ってくれます。

f:id:Masa-Oka:20190307172753j:plain

自然のエネルギーを感じるとても神秘的な場所でした。ガイドさんは決して早く歩いて行くことはなく、ゆっくりゆっくりひとつひとつ説明しながら進んで行ってくれますので、慌てることなく写真をとったり岩をじっくりと観察することができます。入口の階段を下りて出口を出るまで約1時間、神がかった不思議な世界を歩く大満足のツアーでした。

さあ、次はいよいよグランドキャニオンに向かいます。

今日はここまで

次回につづく

では、また~