GAYひとり大地を行く

40代のゲイ雑記。19年間の社会不安障害との闘いを経て、バリバリのおひとりさまですが頑張って生きています。日々の暮らしで思ったこと、社会不安障害のこと、8年間の留学生活で学んだことなどを綴っていきます。

ゲイ友第1号と決別したこと~第9章

Mattです。

さっさと「ゲイ友第1号と決別したこと」第9章へ行きましょう。

1号君がST君に往復ビンタを放った翌日、僕はゲイ友のデコちゃんに連絡を入れました。

デコちゃんは1号君とST君と同じ語学学校に通っているので、何とかST君に僕の電話番号を書いたメモを渡してくれるよう頼んでみました。

事情を全て話すと、デコちゃんは大笑いしながら、「あいつ(1号君)なら、そういうことするね」と納得している様子で、「そんな笑いごとじゃないよ」とたしなめると、「だっておかしいんだもん」と何ともフワフワした様子。でも、デコちゃんは特に考える様子もなく、オッケ~と軽いノリで僕の頼みを引き受けてくれました。

くれぐれも1号君に見つからないようにと念を押すと、「大丈夫!もし1号君に何か言われたらクソミソに言ってやるから~」とちょっと心配なところもあったのですが、まずはデコちゃんに託してみることにしました。

そして、デコちゃんはアッと言う間に僕の電話番号が書かれたメモをST君に渡してくれました。あれだけ顔を合わせておいて、全然渡せなかった臆病な僕とは大違いです。デコちゃんのフワフワ感が功を奏したと言ったところでしょうか。

でも、全然ST君から電話が来ません。あの往復ビンタの夜から、1号君からも一切電話がありません。あ~、やっぱりST君は1号君とのあの特殊プレイを楽しんでいるだけなのかなぁ~とヤキモキしながらただ電話のない日々が過ぎていくだけでした。

そして、デコちゃんがメモを渡してから3、4週間したころでしょうか。ついにST君から電話がありました。今まで聞いたこともない、ハキハキとしてはっきりとしたST君の声が電話越しに聞こえました。

Matt君、心配してくれてありがとう。今から会えるかな? 全部話すよ」

学校がお休みの週末の午前中、青空が広がる穏やかな日だったと思います。太陽の光に照らされながらST君の話を聞いたその時の光景を今でも鮮明に記憶しています。

僕はST君のもとへすっ飛んで行きました。かつてST君が1号君に突飛ばされた公園へすっ飛んで行きました。

そして、ST君の話を聞いて、僕は怒りと涙で全身が震えあがるのです。

つづく

では、また~