GAYひとり大地を行く

40代のゲイ雑記。19年間の社会不安障害との闘いを経て、バリバリのおひとりさまですが頑張って生きています。日々の暮らしで思ったこと、社会不安障害のこと、8年間の留学生活で学んだことなどを綴っていきます。

ホストファミリーとたった1度だけの殺意

Mattです。

 さて、1994年6月からシアトルで新生活を始めたのですが、語学学校時代は学生寮で10代の野郎どもと一緒でしたが、シアトルではホームステイをすることにしました。

 シアトル北部の閑静な住宅地。大学からはバスで約30分。
   米国人ホストマザーのミランダと英国人ホストファーザーのティムの再婚同士夫婦。そしてマンディという名のワンコとの生活です。

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 ミランダは野村沙知代そっくりで怖い印象があるけれど、人の話をちゃんと聞いてくれる人。ティムは羽生結弦選手のコーチ、ブライアン・オーサーそっくりで最高にいい人。ただティムの欠点は仕事嫌いで万年無職、だけど夫婦円満。だから、僕が毎月支払う450㌦は彼らの家計には貴重な収入だったわけです。(彼らの家計簿を偶然見てしまったのだが、ミランダの月給は約1,500㌦だった)裕福ではないけれど貧しくもない。そんな家庭でした。
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ミランダとティムにそっくり!!うりふたつ(笑)

ミランダには前夫との間に4人の息子(当時30代)がいて、4人全員が俳優のアレック・ボールドウィンの若い頃にそっくりの超イケメンで度肝を抜かれました。4人のうちの2人はお会いしたことがあるけれど、特に次男の人がスーパーイケメンでした。

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 ティムと僕はいいコンビだったと思います。無職だからいつも家にいるでしょう。だから、話はいつでも聞いてくれて、二人で食事作ったり、シアトルマリナーズの試合連れてってくれたりもして........
  
 でも、たった1度だけティムに殺意を覚えたことがあります!
 
 家は4ベッドルームの家だったんだけど、トイレが1つしかないの。普通ベッドルームが4つあればもう1つぐらいあってもいいものだけど。それにアメリカの家はシャワールームとトイレが同じ場所だから、片方使ってたら片方使えない。

 ある朝、トイレに行きたくなって......はっきり言うけど、物凄くウ×コしたくなってトイレ行こうとしたら、ティムがシャワー浴びながら電話で話し込んでる........ティムは無職で時間に追われることがないから、全然あわてない。もうつらくて何度も何度も階段上ったり下りたりして、でもまだ話してる.........そこでドアをノックしてトイレ行きたいっ!!って叫べば良かったんだけれど、性格上できなくて.......また階段上ったり下りたりして、う~う~唸って.......もう体中脂汗だらけ。何度も何度も階段上ったり下りたり繰り返して。そして、階段上って自室まで行き悶絶しているとき、目の前にGap(洋服の)のビニールの買い物袋が目に入ったの......もう、そこで僕は決意しましたよ。本当の本当のまさにそれこそ本当の限界が来た時にはそのGapの袋にしちゃおうと.......でも、できない.....そんなことできない.....プライドが許さない........脂汗ダラダラで手を震わせながら何度も何度もGapの袋を開いたり閉じたりもしたの.......この角度がいいかしらとか袋の広げ具合はこれぐらいかしらとか色々と考えながら.........う~助けて.......もうだめ........

すると......

ガチャ......

扉が開いた???.........きゃ~、助かった

その時のトイレに駆け込んだスピードといったらそりゃもう........

神様、仏様 感謝感激

無事助かりました。

平静を取り戻した時、苦しかった時はドアを叩くこともできなかったけれど、なぜかティムに「トイレに行きたくて辛かった」ってちゃんと言ったんです。ティムは「言ってくれれば良かったのに~」と飄々とした顔で言ったけれど、あの時ほどティムに仕事しろっと思うのと同時に妙な殺意を覚えたことはありません。

でも、スッキリした後考えたんです。Gapの袋にしちゃったとして、その袋どうしようと思っていたんだろうと。家のごみ箱には捨てられないでしょう。袋をリュックにでも積んでウ×コの臭いプンプンさせながらどっかのごみ箱まで持って行こうと思っていたのかしら......... ほんと、あの時はもう限界ギリギリだったからそんなこと考える余裕もなかったのです。

馬鹿みたいでくっだらない話だけど、僕には決して忘れられない思い出だからどうしてもここに書きたかったんです(笑)

ホームステイ先って当たりはずれがあるけれど、僕にはミランダとティムの所で丁度良かったです。

でも約1年後にはホームステイ先を出て、一人暮らしをするようになるのです。

そして1号君が僕の目の前に突如として現れるのです。

1号君について読んでいない方がいらしたらこちらもどうぞ  masa-oka.hatenablog.com

 
では、また~